「切らないリフトアップ」として、幅広い年代に人気の糸リフト(スレッドリフト)。医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、たるみを物理的に引き上げる手軽さが、多忙な芸能人を含む多くの方に支持されています。
しかしながら、手軽さの裏側には、糸の挿入による不自然な引きつりや仕上がりで、期待した効果が得られないといった失敗事例があるることも事実です。特に、芸能人では糸リフト後の変化がSNSなどで多く拡散されています。
そこで今回は、糸リフトに失敗した芸能人の失敗事例をご紹介します。起こりうる具体的なリスクを解説。その上で、実際に糸リフトで失敗したと噂される芸能人の事例を紹介し、施術を検討する方がリスクを正しく理解し、賢い選択をするための情報を提供します。
糸リフトに失敗した芸能人の事例 4選
糸リフト施術は、自然な仕上がりに見せるため、たるんだ皮膚をどの程度引き上げるかなど、繊細な判断や技術が求められる施術です。糸リフトは、切開を伴わない比較的安全性の高い施術ですが、特に芸能人や有名人は施術の失敗が公になりやすく、イメージダウンにつながるリスクがあるため、信頼できるクリニック選びや医師の技量が非常に重要視されます。
ここでは、実際に糸リフト施術に失敗した芸能人の事例を4つ、ご紹介します。
ミリー・テイルフォース
ミリー・テイルフォース(Millie Taylforth)はイギリスのインフルエンサーです。
彼女は2023年、PDO(ポリジオキサノン)糸と呼ばれる医療用の糸を使用した糸リフト施術とFOX EYE LIFT(フォックスアイリフト*)を受けました。そのクリニックは、ロンドンでは美容整形クリニックとして知られていましたが、結論としては大金を払ったにも関わらず、失敗に終わってしまいました。
本来、糸リフトは繊細な技術を持つ熟練の医師による施術であれば、比較的安全性の高い施術です。ミリー・テイルフォースが受けた糸リフトは頬と鼻でしたが、施術中から糸が皮膚の下で引っ張られるのを感じ、麻酔が全く効かず、耐え難い痛みを感じたと言います。施術後、フォロワーからは鼻が「金髪のマイケル・ジャクソン」とコメントされるほど不自然になり、治癒しませんでした。鼻の挿入箇所はひどく炎症を起こし、何かが突き出ている状態が続きました。数日後、炎症した鼻先をニキビのように絞ったところ、白い医療用の糸が飛び出てきました。これにより、体組織による異物拒絶反応が起きていたことが確定し、炎症した鼻は治癒に向かいました。
クリニック側は糸を十分に短く切っていなかったことが原因で、体組織が糸を拒絶していると説明しました。結局、ミリー・テイルフォースは糸リフトに約27,000ドル(約420万円)費やしたにも関わらず、効果は2カ月ほどしか持続せず、しっかりと施術に関してリサーチをしなかったことを後悔していると語りました。
* フォックスアイリフト:糸リフトの一種で、目尻を外側や上方向に引き上げてシワやたるみを改善できる施術
ジャクリーン・ヒル
アメリカの有名な起業家であるジャクリーン・ヒル(Jaclyn Hill)。彼女は糸リフトの施術後、数カ月にわたって腫れが続いたと語っています。家族や友人たちには、本人だと認識されないくらいに顔が変わってしまったことを明かしています。
ジャクリーン・ヒルは、糸リフトには肌を引き締める効果があり、特にキャットアイメイクを好む女性に糸リフトは人気が高いと語りました。
サイモン・コーウェル
イギリスの有名オーディション番組の審査員で知られるサイモン・コーウェル(Simon Cowell)。彼も糸リフトで失敗した経験がある一人です。
サイモン・コーウェルは2018年、2,000ポンド(約24万円)をかけて糸リフト施術を受けました。糸リフトにはいくつか種類がありますが、中でもPDO(ポリジオキサノン)やPCL(ポリカプロラクトン)と比較して硬い素材の糸を使用したPLLA(ポリ乳酸)と呼ばれる糸が使用されました。PLLA糸はリフトアップ力が特徴で、重さのあるたるみを強力に引き上げたいケースに適していると言われています。
彼は施術後、「死ぬほど痛かった」と不快感を強調し、その他にもボトックス注射の打ちすぎによる後悔も語っています。
ドゥトラ・ジュニオール
最後に、ブラジルのインフルエンサーであるドゥトラ・ジュニオール(Junior Dutra)のケースをご紹介します。ドゥトラ・ジュニオールは2025年、ミリー・テイルフォースも受けた糸リフトの一種である「フォックスアイリフト」の施術後、不運なことに深刻な顔面感染症と合併症で亡くなってしまいました。
彼は亡くなる前、顔の腫れ、あざ、感染症をSNS上で訴え、警察に執刀医を医療行為や詐欺、重度の身体的危害で告訴しています。
報告によると、彼は腫れ、感染症、後に呼吸困難を発症しており、重度の感染症が敗血症に進行したか、腫れによる気道閉塞を示唆している可能性があります。
この一件では、糸リフトが無菌かつ医療機関として正式に認定された環境下および資格のある外科医による施術がいかに重要かを浮き彫りにしていると言えます。
芸能人が糸リフトに失敗する理由とは?

切開を伴うフェイスリフトに比べて比較的安全性の高い糸リフトですが、残念ながら、肌に凸凹ができたり、顔のひきつれ感が残ったり、左右差が生じたりと、失敗するリスクが存在します。ここでは、糸リフトに失敗してしまう4つの原因について解説します。
糸の挿入位置の誤り
糸リフトはメスを使わない手軽な施術だと思われがちですが、医師による正確な皮膚の知識や糸の特徴と選定など高度な知識やスキルが必要です。
さらに、やわらかく、デリケートな顔の曲線に正確な深さで挿入する高い技術が求められます。糸の挿入角度や固定位置のミスなど、挿入位置を誤ってしまうことが失敗の一つの要因となります。
不適切な糸の種類の選択
使用する糸の種類の選択を誤ると、十分なリフトアップ効果が得られなかったり、効果が実感できないという結果が起こります。
糸リフトと一口に言っても、さまざまな糸の種類や特徴があり、一人ひとりの肌の悩みにあった糸の選定や使用する本数などを丁寧に考慮する必要があります。また、皮膚が厚い人や肌のたるみが強い人には、糸リフトだけでは理想的な結果につながらないこともあります。
感染症やその他の合併症
ドゥトラ・ジュニオールの失敗事例でもご紹介したように、糸リフトは比較的手軽に受けられる施術ではあるものの、感染症や合併症が起こる可能性がゼロではありません。
ここで重要なのは、糸リフトの宣伝広告にとらわれず、衛生管理が徹底されたクリニックを選ぶことです。何らかの要因で雑菌が紛れ込んでしまうと、感染が起こり、炎症や化膿が起こる可能性があります。
感染リスクを最小限に抑えるには、糸の取り扱いや衛生環境が不適切なクリニックは避けましょう。
経験不足・技術のない医師
糸リフトの失敗を防ぐ最も重要な点が、糸リフトの症例数が多い医師を選ぶことです。
施術経験が豊富な医師や実績のあるクリニックでは、理想通りの仕上がりにするために患者さん一人ひとりに合った糸の選定や挿入位置、必要な本数などを肌の状態に合わせて決めていきます。
また、日本国内にとどまらず、韓国での糸リフトも選択するのも良いでしょう。
美容大国の韓国では、日本よりも圧倒的な症例数があり、糸リフトに関する知識や十分な知識を持つ認定医が多く存在します。このような医師の元で施術を受ければ、失敗のリスクが少なく、美しい仕上がりが期待できます。
まとめ
糸リフトは、豊富な知識や経験があり、丁寧なカウンセリングを提供する医師の元で受ければ、理想的な肌に近づくことができるでしょう。
韓国の皮膚科クリニックであるRe:berry Clinic(リベリクリニック)は、世界各国から10万人以上の治療実績がある韓国トップクラスの美容皮膚科クリニックです。美容医療医師がカウンセリングを担当し、使用する糸リフトはFDA(アメリカ食品医薬品局)やKMFDS(韓国食品医薬品安全処)承認のものを導入しており、安全性の高い施術を提供しています。
非外科的な施術である糸リフトですが、誇大広告に踊らされずに、安全を第一にクリニックや医師を選択するように心がけましょう。
リベリークリニック
リベリークリニックでは、一人ひとりに合わせたパーソナルケアと高度なトリートメントを通して、健康で輝く肌を育むことができると信じています。当院では、患者様一人ひとりに医師が付き添い、一人ひとりの肌の歴史を深く理解し、意味のある永続的な変化を創造するために、チームメンバー全員が時間をかけて丁寧に対応いたします。


