フェイスリフトとは、加齢による顔や首の皮膚のたるみやシワを改善するために、外科的または非外科的に顔の若返りを図る施術です。フェイスリフトには「切る」切開フェイスリフトと、糸などで引き上げる「切らない」フェイスリフトの2種類があります。
特に切開フェイスリフトでは、根本的なたるみやシワの改善が期待できます。一方、切開フェイスリフトは皮膚を切開し、皮膚や皮下組織を引き上げ、余分な皮膚を切除・縫合する外科的手術のため、腫れや内出血などを伴うダウンタイム(回復期間)が長めになります。
そこで今回は、切開フェイスリフトの術後1週間から12か月までのダウンタイムの経過を解説します。切開フェイスリフトのダウンタイムは大きく分けて4段階あり、腫れや内出血を経て、段階的に「完成」に向かって回復していきます。
切開フェイスリフトを検討している方は、重要なダウンタイムの経過を踏まえたうえで、いつフェイスリフトを受けるかどうかなどの計画の参考にしてください。
フェイスリフトのダウンタイムにはどんな段階がある?

切開フェイスリフトのダウンタイムは、次の4つのフェーズに分けられます。
- 腫れのピーク
- 組織の鎮静
- 効果の実感
- 回復
これらの回復段階は、切開フェイスリフトにおいて避けては通れないステップです。
近年、美容意識の高い人のなかでは日本のみならず、韓国のフェイスリフトを選択肢に入れる方が増えています。韓国は美容皮膚科や整形外科が非常に多く、圧倒的な症例数を誇ります。さらに、日本語通訳が在籍するクリニックも多く、日本と比較して施術費用が安いことも大きな魅力となっています。
ここからは、切開フェイスリフト後に起こりやすい症状について段階的にご説明します。
術後・腫れのピーク期:最初の1週間
切開フェイスリフト手術直後、初日~7日間は顔全体に腫れやむくみ、あざのピーク期間です。麻酔(全身・静脈・局所など)からの回復も重なるため、当日〜翌日は特に安静が基本になります。
最初の約1週間は手術部位の修復活動が活発になる影響で、血液やリンパ液が送り出されているため、一時的に顔が大きく腫れたようになり、顔に触れると痛みを感じることがあります。これらの症状はフェイスリフト術後の回復期間の体の正常な反応です。
この期間は、包帯などで顔を圧迫して安静に過ごしましょう。寝ている間は頭を高く保ち、家の中で少し歩くようにして血行を促進することで、回復を早める効果が期待できます。
組織の鎮静化:2〜4週間後
切開フェイスリフト後、約2週間が経過すると、腫れや内出血が概ね治まってきます。「人に会えるレベル」まで回復してくるため、負担の少ない仕事や日常生活に戻ることができるでしょう。
特定の部分に軽い圧迫感やチクチク感、痺れを感じる場合がありますが、これは神経や組織の修復が進行中であることを意味します。
この期間は、激しい運動や直射日光は避けてください。肌にやさしいスキンケアを継続し、水分補給をしっかり行い、紫外線から肌を守ることで、コラーゲンの修復を促しましょう。
効果の実感:2〜3ヶ月後
切開フェイスリフト後、2〜3ヶ月が経過すると顔の輪郭がすっきりとし、フェイスリフトの効果を実感し始めます。腫れやあざといった手術の痕跡が改善され、見た目の回復も進んでいきます。
肌の表面下の組織が徐々に落ち着いていきますが、フェイスラインや傷が完治するまでには約3ヶ月ほど要します。傷痕は通常、約3ヶ月で赤みが治まり始めます。
肌の色素沈着や治癒の遅延を防ぐため、外出時には必ずSPF30以上の日焼け止めを使用してください。肌に刺激の少ないやさしいスキンケアで、保湿を心がけましょう。
完全な回復:6〜12ヶ月後
切開フェイスリフト手術の6~12ヶ月後には治癒の過程を終え、ほぼ完成形へと向かいます。
腫れやむくみ、あざ、術後の諸症状もほぼなくなり、傷痕も約12ヶ月で目立ちにくくなり徐々に白くなって落ち着いていきます。
このフェーズ以降は、できるだけ長く完成形を維持することが目標となります。
アフターケアとしては、健康的なスキンケアルーティンを継続し、丁寧に保湿を行い、紫外線から肌を保護ことで、若々しい肌を保ちましょう。医師の指示に従って処方薬や塗り薬を正しく使ったり、定期健診を欠かさず受診しましょう。
フェイスリフト後のダウンタイムや結果に影響を与える要因は?

切開フェイスリフトには、さまざまな要因が効果やダウンタイムの長さに影響します。主な要因は次の4つが挙げられます。
- 肌質
肌質や肌の弾力性によっても、フェイスリフト後の顔の腫れ具合や仕上がりの馴染み方に大きく関わります。
- 施術の範囲・術式
切開フェイスリフトでは、皮膚をSMAS(スマス)層から剥離し、物理的に引き上げます。この範囲が広いほど、術後の腫れが大きくなる傾向があります。
またフェイスリフトと一口に言ってもさまざまな術式があります。
たとえば、切開フェイスリフトの中でも切開範囲が狭いミニリフトでは、フルフェイスの切開フェイスリフトと比較して腫れが少ない傾向があります。対して、メスを使わない糸リフトはダウンタイムの期間が短く、ほとんどの患者様は1〜2週間以内に日常生活に戻ることが多いです。
- 年齢・健康状態
患者様の年齢や健康状態も、ダウンタイムからの回復に大きく影響します。
一般的に、若い方ほど細胞の修復能力が高く、回復もスムーズに進む傾向にあります。加えて、血行が良好であることや、基礎疾患がなく健康状態が安定していることも、ダウンタイムを短縮させる重要な要素となります。
- 生活習慣
生活習慣の中でも、喫煙は血管を収縮させるため、ダウンタイムからの回復を遅らせる原因となります。特に、切開フェイスリフトの術前後には禁煙が推奨されます。
そのほか、飲酒や激しいスポーツも血行や血圧によりダウンタイムを長引かせてしまう恐れがあります。再開する際には医師の指示に従ってください。
また、急激なダイエットによる体重変動も顔の輪郭を変化させてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
執刀医の診察を受けるべきタイミングはいつ?

フェイスリフト後は、「すぐに相談すべきサイン」を分けて理解することが安全につながります。以下のような症状が出た場合は、すぐに医師やクリニックに相談しましょう。
- 激しい痛みや痛みが強くなる
- 片側の突然の腫れ
- 過度の出血
- 切開部位からの体液の漏出
- 赤みや熱感、発熱が続く(感染症の兆候である可能性)
- しびれや圧迫感が改善するどころか悪化している
上記に限らず、フェイスリフトのダウンタイムの回復期において不安なことがあれば、自己判断せずに医師に相談しましょう。その際、可能ならば部位の写真を撮り、いつから、どのような症状があるかを記録しておくのが望ましいです。
まとめ
今回は、切開フェイスリフトのダウンタイムにおける4つの段階について解説しました。
術後1週間がピークになりやすく、2〜4週間で外出しやすくなり、2〜3ヶ月でフェイスラインが整っていき、6〜12ヶ月で傷痕が目立たなくなり、完成形に近づくのが一般的な流れです。
しかしながら、ダウンタイム中の痛みや腫れ、回復期間には個人差があります。患者様一人ひとりの肌質やご年齢、術式、健康状態、生活習慣なども影響することをご理解ください。
韓国の明洞と仁川空港に展開するReberry Clinic(リベリクリニック)では、経験豊富な皮膚科専門医が初回カウンセリングからアフターケアまでを責任を持って担当する1対1の担当医制度を設けています。メスを使わない非外科的なフェイスリフトも多数取り扱っており、使用する医療機器はFDA(アメリカ食品医薬品局)の認定を受けたものを導入しており、患者様の安全を最優先に取り組んでいます。
まずは、ダウンタイムが比較的短い「切らない」フェイスリフトでリフトアップ効果を実感してみてはいかがでしょうか?

リベリークリニック
Editorial Team
リベリークリニックでは、一人ひとりに合わせたパーソナルケアと高度なトリートメントを通して、健康で輝く肌を育むことができると信じています。当院では、患者様一人ひとりに医師が付き添い、一人ひとりの肌の歴史を深く理解し、意味のある永続的な変化を創造するために、チームメンバー全員が時間をかけて丁寧に対応いたします。




